オズゾン

ひまつぶしのよみもの

実際にやってみたいストリートファイターの技10選

格闘ゲームの必殺技は、なぜか見る者の心をくすぐる。「できるわけない」と分かっていても、頭のどこかで「もし現実にやれたら」と考えてしまう。ストリートファイターの技はその最たる例だ。今回は名技10選をピックアップし、もし日常に持ち込んだらどうなるかを想像してみたい。

 

f:id:idealemigo114:20250909141249j:image

 

 

 

 

1. 波動拳(リュウ/ケン)

 

 

 

言わずと知れた代表技。もし撃てるなら便利そうに思えるが、実際には制御が難しい。火起こしや害虫退治どころか、誤って街灯をなぎ払う危険もある。理想と現実の差が一番大きい技かもしれない。

 

 

 

 

 

 

2. 昇龍拳(リュウ/ケン)

 

 

 

「天を衝く拳」という響きは胸を熱くする。だが現実で繰り出せば、着地時の衝撃で自分の膝から壊れる可能性大。サラリーマンが通勤ラッシュで打ち上がっていく姿は確かに想像すると痛快だが、日常に溶け込むことは難しい。

 

 

 

 

 

 

3. スピニング・バードキック(春麗)

 

 

 

逆さまになっての高速回転は、もはや曲芸。現実に挑戦したら三半規管が悲鳴を上げるだろう。ただし披露できれば、その場の空気を一変させる華やかさはある。実用性よりショー的価値が大きい技。

 

 

 

 

 

 

4. ソニックブーム(ガイル)

 

 

 

衝撃波を飛ばすという単純明快な必殺技。真夏の街で放てば涼しさを提供できる…はずだが、現実では洗濯物や看板を巻き込み大惨事。環境改善どころか環境破壊の象徴になりかねない。

 

 

 

 

 

 

5. サイコクラッシャー(ベガ)

 

 

 

体ごと回転しながら突っ込む荒技。本人の破壊力は抜群だが、日常で使えば自爆に等しい。もし人間社会で応用するなら、遊園地のアトラクションに近いだろう。危険性込みで人を惹きつける技。

 

 

 

 

 

 

6. ヨガフレイム(ダルシム)

 

 

 

火を吐くという単純さが逆に非現実的だ。もし実現したらバーベキュー会場のヒーローにはなれるが、消防法に抵触する未来も見える。SNSで拡散されれば「人間火炎放射器」として瞬間的に注目を集めるに違いない。

 

 

 

 

 

 

7. 百裂脚(春麗)

 

 

 

連続蹴りのスピードは圧巻。もしトレーニングとして取り入れられればフィットネス業界に革命を起こすだろう。だが人体の耐久力が追いつかない。技術より体の限界が先に来るのが現実だ。

 

 

 

 

 

 

8. タイガーアッパーカット(サガット)

 

 

 

大柄な体から繰り出される豪快なアッパーカット。現実で使えたらスポーツ界を席巻するだろうが、危険性は極めて高い。試合を盛り上げるどころか、競技そのものを終焉させかねない。

 

 

 

 

 

 

9. 百裂張り手(本田)

 

 

 

大きな体で繰り出される張り手の連打。実際に受ける側からすれば恐怖以外の何ものでもない。だが「太鼓の達人」などのゲームに応用したら最強。文化的にはエンタメと暴力の境界を問いかける技だ。

 

 

 

 

 

 

10. 電撃(ブランカ)

 

 

 

体から電気を放出するという、現代社会ならではの夢技。もし現実に存在したら、再生可能エネルギーを超える「人間発電」として注目されるだろう。しかし同時に「危険物」として隔離される未来も見える。

 

 

 

 

 

 

結び

 

 

 

ストリートファイターの必殺技は、人間の想像力と現実の限界を強烈に示す存在だ。便利そうに見えて、現実に落とし込めばほとんどが破滅的。けれども私たちは、そんな無茶な夢をコントローラー越しに追いかけてきた。技の数々は、現実には不可能だからこそ永遠に輝き続ける。