これはつい最近の話である。
日本中がワールドカップで盛り上がっていた頃
私おかずずずは仕事を終え帰宅した。
愛車ジョルノを駐車場に止めるとどこからかものすごい泣き声が…。
うちの方から聞こえる。娘か。
なんだまたママに怒られたのかな?
優しく抱きしめてやるか。
そう心に誓い私はドアを開けた。
いつもとはなにか違う雰囲気を感じた。
娘は這いつくばるように泣いている。
どうしたんだ?なにがそんなに悲しいんだ?
と思った矢先、私はみてしまった。
ん?俺のアクオスが縦縞のシャツを着てるではないか。
あ?あああ
エーキーショゥワレテルヤナイカーイ
モレテルヤナイカーイ
なんだ?なにが起こったんだ?
まだ24回払いの10回しか払ってない俺のアクオスになにが起こったんだ。
私は妻に語りかける。
「テレビどうしたんだい?」と。
もうめんどくさいので簡単に書くと
ソファで前転をした娘によるカカト落としが左下に直撃した模様。
娘、怪我はせず。そこは安心。
俺が小さい頃からの夢でやっと買った55型の大型テレビが左半分いや3分の1見ることができなくなってしまってる。
その事実を受け入れられず呆然とした。
ちなみに怒らなかった。
本当に反省してるのがわかる泣き方をしてるのを見ると怒れなかった。
問題はこれからどうして行くかである。
このまま少し癖のあるテレビとして付き合って行くのか、癖が強いんじゃーと笑い飛ばすのか、2代目に移行するのか…。
だが彼は私に選択肢を与えてはくれなかった。
3日後縦縞は模様ではなく全身黒くなり、大型ラジオとなったのである。
ラジオとして生かして行くてもあるが、うちはそんなに広くない。
私はヤマダ電機へ走った。
そして60型のテレビを買った。
私に残されたのは二重ローン。
だが5型分テレビは大きくなりリモコンにはYouTubeダイレクトボタンが増えた。
まとめ
テレビの前で子供に前転をさせてはいけない。