歯科技工士というお仕事をご紹介します

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http://www.shokugyou.net/shoku-iryou/sikagikousi.phpより引用

 

 

 

歯科技工士という資格はご存知でしょうか?

 

簡単にいうと入れ歯とか銀歯とか作るのが仕事です。

 

歯科医師がとった型から模型を作り、それを元に作っていきます。

 

私は医大に入学する前に専門学校に通いこの資格を取りました。医大に入学するきっかけになったのも歯科技工士になって歯科界を

知ったためです。

 

専門学校時代の経験から歯科技工士という職業をご紹介をします。

 

どういう人が歯科技工士になろうとするか?

 

僕の同期での話ですが元々歯科に関係がある人は数名でした。

父が歯科医師、歯科技工士。母が歯科衛生士。歯科助手として勤めていた。がこのケースですがそれぞれ一人くらいいたかな。

 

次に年齢ですが現役(高校卒業したて)が7割くらい一年遅れ(私も一年大学浪人していたためココ)あとは上は30代もいました。

一度社会に出てから入る方も多数いました。

 

みんな手に職をつけたい

就職に有利

医療に貢献したい

 

そんな思いから入学したみたいです。

 

 

 

 

 

どんな学校か

 

私の行っていたところは二年間プラス資格取得した後入る研究科がありました。

他にも三年間だったり大学の学科としてあるところもあるようです。

 

授業の内容としては

学科 

からだに関すること、歯に関すること、歯科技工の細かいことや関係する法律に関することなど

実技

入れ歯の作り方

銀歯の作り方

差し歯の作り方など

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を9時から16時くらいまで平日毎日授業がありました。

 

学科に関しては近くの大学の教授が来て教えてもらいます。定期テストがあり赤点をとると再テスト。

実技はテストもありましたが基本は時間内にステップ毎に終わらせること。できなければ放課後残ることもありました。

 

他にも美術の時間や体育の時間もあり楽しく過ごしました。

 

 

 

 

国家試験について

私が受けた当時は国家試験ではあるものの実施は都道府県がそれぞれ行うものでした。

学科と実技があり二日間。

合格率は100%でしたが決して簡単というわけではなく試験前には相当勉強、練習を重ねました。稀に一人落ちるかな?くらいだと聞いています。努力は必要ですね。

ついていけず辞めていった子も5人くらいいました。

 

 

 

 

就職について

就職についても100%でした。これは担当の先生が必死に駆け回って就職先を探してくれていたものですが歯科技工士の求人は比較的多く決まらず困ることもないようです。

また材料メーカーに営業マンとして勤めたり私のように進学するケースも稀にあります。

 

また大きく就職先には2パターンありまして歯科技工所という複数の歯医者さんから仕事を請け負う会社に勤めるパターンと歯科医院に勤めて専属の歯科技工士としてやっていくパターンです。

またその先には個人で開業してやっていく道があります。

 

収入についてはピンキリで就職先で全然違います。

田舎でどうしても歯科技工士がほしいってとこは初任給が他の2倍なんてとこも

ありました。

 

 

 

 

歯科技工士の問題点

離職率が高い。

仕事はモクモクと作業をします。目が疲れたり腰が痛くなります。あまり人とは接する事がない。その点から辞めたくなる人もいるようです。また仕事の割に給料が低くなりがちです。経験を積んで報酬の高い精密なものを作れるようになるまでには給料が割に合わないと感じてしまうかもしれません。

 

これには歯科技工が下請けであるという点で歯科医師から多く貰えないケースがあるようです。前に読んだ本によると1つの入れ歯に1万円かかるとしたら(保険から来る分も含め患者さんが払う額)歯科医師:歯科技工士は3:7であるとされていたようなんですね。

しかし実際は7:3になっているんだとか。

正確な数値はわかりませんがイメージとして捉えてください。

 

さらに今は歯科業界が不況と言われていて潰れる歯医者さんも。

コンビニより多いって言われてますしね。

そんな状況なので下請け的立場である技工所も厳しい状況にあるといえます。

 

しかし歯医者が多いとはいえ技工所が多いわけではなければ患者さんの数が変わらないとすれば相対的に仕事はあるはずです。

 

となれば選ばれる技工所にならなければいけない。つまり技術力をつけなければならない。

安易な値下げを行う技工所もあるみたいです。技工はモノを売るのではなく技術を売る仕事。そう専門学校時代に教わりました。

 

不況になれば歯を直さないとも聞いた事があり景気がもっとよくなるの事を祈ります。

 

私の同期は7割ほど転職したそうです。

仕事が遅く辛かったという人や自分には合っていないとすぐ辞めた人も。

 

大学まで進学してわかったことですが歯科技工は歯科医療にとって必要不可欠です。

歯科医師も歯科技工はできるのですが診療に追われとても歯科技工をする時間はありません。

患者さんにとっては人工臓器といっても過言ではないものを生み出す立派な仕事です。

歯がないって本当に大変なこと。

見た目の印象もよくなります。

第一に噛める事はとっても幸せなことです。

それを改善するやりがいのある仕事なのです。

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最後に

なんだか誰に向けた文章かわからなくなってしまいましたが歯科技工士とはこのような職業です。

もし進路が決まってない高校生がいましたら参考にしていただけたらと思います。

確かに大変な仕事ではありますがやりがいがあり患者さんの幸せを作る仕事だってことをお伝えできれば嬉しいです。