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飲み屋で働いていた話

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もう10年前になりますが夜のバイトをしていた時の話になります。

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どんなお店か

 

スポーツバー

カウンターに立ってドリンクを作ったりbox席に運んだりご馳走になり飲んだりカラオケを歌わされたり。

食事も出すお店でした。専門の調理師もいました。

 

始めたきっかけ

大学の先輩で友人がそこで働いていてよく飲みに行っていて元芸人のスタッフにキミも働いてみれば?と言われ接客業を学ぶのもいいかなと。

オーナーとの面接も「じゃ明日からね」と単純なものでした。

 

給料形態

時給プラス歩合

当時そこの県での最低賃金は630円でしたが時給は600円でした。

これは違反じゃね?と思っていましたが大学の法学の先生に聞いてみたところ歩合がついているため問題がないそう。

ちなみに歩合とは「自分のお客様」が支払った飲み代の10%がバックされるシステム。

 

「自分のお客様」とは既存のお客様を自分が

接客したのではなく新規で自分が呼んだお客様になります。 

 

ちなみにホストやキャバクラのようにマンツーマンではなくどちらかというとスナックに近いです。スナックほど席につくような感じでもないです。

普通のレストランよりはお話をするくらいでしょうか。

お客様は老若男女です。

 

客層

大きくわけると夜の人そうじゃない人

夜の人は当然夜中にやってきます。すでに酔っ払ってます。

そうじゃない人は比較的早く20時くらいにきます。1軒目として来店するため酔っ払っていません。

 

どっちが接客しやすいかというとそうじゃない人と思いますが私の場合すでに酔っ払っている人でした。

なぜなら酔っ払っている人は同じ話を何回もする、多弁になってますからこちらは聞くがメインになるんですよね。

「へえ」「まじ?」「すごいすね」でなんとかなります。

 

この仕事の大変なところ

 

たいして稼げない

というのもお店の価格が安いんですよ。

チャージが600円飲み放題が1500円。つまりお客様は2100になりますね。

自分のお客様だとして210円の歩合です。

じゃあ売り上げあげるようにすればいいじゃないって話ですがこれを5000円にしたところで500円。

時給が上がるならいいですけど何時間かいてこれですからね。

安さを求めて来てる客が多いため厳しいです。ちなみに飲み放題中はスタッフにご馳走しても飲み放題に含まれます。

自分は友人に来てもらう事が多かったので奢らせたりはしませんでした。

 

 

労働時間が長い

私は学生でしたので時間で上がっていましたがメインとして働いている人は朝まで働くことも。それでいて客単価が低いため長い割にそう稼げないわけです。そのために人の入れ替わりが激しいところです。

 

酒を飲まなくてはならない

やはり飲まされることも多く断るわけにはいきません。楽しむお酒はおいしいですが仕事のお酒はキツイです。鏡月のボトルには水が仕込んであるなんてこともありました(笑)

 

1番大変だったのは酔っ払っていて絡む上、何を言っているかわからない人の接客です。

ほっとくと怒るし何を言っているかすらわからないので対処しきれません。寝かせます(笑)

 

失敗談としては怖ーいお客様が来た時緊張しながらもちゃんとやろうとしてたのですがウィスキーを頼まれてストレートに氷を入れてしまい激怒して帰らせてしまった事です。

 

 

この仕事をしてよかったコト

人との出会いです。

基本大学にしか友人しかいなかったため知り合いが増えていくのは楽しかったですね。

ごく稀にかわいい娘が来ることも。

 

またスポーツバーでサッカーチームの協賛もしていたため出店を出すことがありサッカー選手に会うことも(Jリーガーではない)

あ、でも1人だけ元Jリーガーさんはお客様でいましたね。

あの頃の選手がJリーガーまで上り詰めたかは不明です。

 

この仕事をして学んだこと

将来患者様とコミュニケーションに役立つと思い始めたこのバイトでしたが患者様は酔っ払っていないため何にも役に立たないという事です(笑)